【バド】ペア解消“シダマツ”「もう1回パリで…世界一を目指す」ラストマッチは8月世界選手権

[ 2025年7月8日 17:00 ]

会見を終えたシダマツペアこと志田千陽(左)と松山奈未
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 バドミントンの女子ダブルスで銅メダルのシダマツペアこと志田千陽(28)、松山奈未(27=ともに再春館製薬所)が8日、熊本県内で会見を開き、8月の世界選手権(フランス・パリ)を持ってペアを解消することを発表した。

 志田、松山ともに涙を流しながらの会見。志田は五十嵐有紗(BIPROGY)と新ペアを結成し、松山も新しいペアを組む予定。

 パリ五輪で銅メダルを獲得したシダマツ。22年、そして今年3月にも全英オープンを制したが、世界選手権でのメダルはまだない。最後の舞台に選んだのは、世界一を決める頂上決戦だった。

 志田は「オリンピックが終わってから、世界選手権が25年というのを聞いて、私から“もう1回パリでやりたいね”っていう話をしていた」と語り、「毎回表彰台を目指して戦っているものの、5回出場して5回ともベスト8で敗れてしまっていて、世界選手権で優勝したい、表彰台に立ちたいという思いは2人とも強かったので、悔いが残るという部分があるなと思ってはいて、世界選手権で最後、世界一を目指して頑張ろうという思いで決めさせていただきました」と続けた。

 松山も「目標としては2人で世界選手権で優勝して、有終の美を飾りたいなと思っています。シダマツとして最高のプレーをお互いできたらいいなと思っているので、ケガをせず、しっかり準備して挑みたいなと思ってます」と力を込めた。

 初めてペアを組んだのは14年のこと。ジュニア日本代表の合宿で当時、志田は青森山田高1年、松山は福岡・九州国際大府中3年だった。以前の日韓交流戦で初めて会話を交わして意気投合し、メールで連絡を取り合うなど気が合った2人。最初に出た韓国の国際大会でいきなり優勝して周囲を驚かせた。

 昨年のパリ五輪では決勝進出はならなかったが、3位決定戦でマレーシアのペアを下して念願の銅メダルを獲得。勝利の瞬間、号泣する松山を優しく包み込む志田の姿は印象的だった。

 2人で戦うのは残り3試合。7月15日開幕の国際大会、ジャパン・オープン(東京体育館)が国内最後の試合となり、フランス・パリで行われる8月の世界選手権が最終戦となる。実力と人気を併せ持つシダマツペアが、それぞれの道を歩む。

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