【ウィンブルドン】小田は2年ぶりVへ、上地は生涯ゴールデンスラムへ…車いす部門が開幕

[ 2025年7月8日 22:56 ]

WOWOWのウィンブルドンスペシャルナビゲーター石黒賢(左)のインタビューを受けた小田凱人
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 テニスの4大大会第3戦ウィンブルドン選手権は、8日から英ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで車いす部門が開幕した。全仏オープンでは男子の小田凱人(19=東海理化)、女子の上地結衣(31=三井住友銀行)が見事にアベック優勝を達成。戦いの場を芝に移し、今回も2人の活躍に期待が集まる。

 大会を連日中継するWOWOWでは、「ウィンブルドンスペシャルナビゲーター」を務める俳優の石黒賢が2人のインタビューを実施。2年ぶりの優勝を目指す小田と、初優勝で生涯ゴールデンスラムを目指す上地が、それぞれ大会に懸ける思いを語った。

 【小田凱人インタビュー】

 ――芝コートへのアジャストは?
 「去年は準決勝で負けてしまったんですけど、負けた次の年は勝てる時が多くて、前年よりも気合が入ります。今年は勝ちたいです」
 ――他のサーフェスとは違う芝の難しさは?
 「芝だからといって意識はしていません。芝から逃げた対策を取るのではなく、立ち向かって挑みたいです。芝でもいつも通りサーブ&ボレーしちゃうことが僕の良さだと思うので、気にせずにテニスをしたいです」

 ――体が大きくなったように見えますが、フィジカル面でのトレーニングは?
 「今大会前も追い込めたなという感じがしたので、フィジカルに関しては自信があります。いつも通りのメニューで回数を増やしたり、精度を高める練習をしています。あまりSNSやインタビューで表には出していないですけど、皆さんが思っているよりは(練習を)やっています。インスタグラムでは遊んでいるところしか載せないようにしているんです(笑い)」

 ――本大会への意気込みは?
 「めっちゃ楽しみという感じです。何度も決勝で対戦してきたヒュウェット選手の地元なので盛り上がっていると思うので、彼との対戦も楽しみにしています。もっと自分の強くなった部分を見せる自信があるので、“クオリティたけぇ!”と思ってもらえるような試合がしたいです。芝でも自分の持ち味を出せているのかということも楽しみに見てほしいですし、自分が楽しんでプレーしているところをより多くの人に見てほしいと思います」

 【上地結衣インタビュー】

 ――全豪・全仏を制覇して臨むウィンブルドンですが、芝へのアジャストは?
 「(先週)前哨戦としてローハンプトンの大会に出場して、デ グロート選手やファンクォト選手と戦い、しっかり勝てているという結果はいいと思います」

 ――芝が他のサーフェスと大きく違う点は?
 「スライスショットが滑ってくることがあったり、イレギュラーな動きがあったりなどはあります。(車いすは)漕いだ分しか進まないので、車いすの惰性を使って打つ準備をするのが難しいです。ハードやクレーと違って芝に足を止められるので負荷も大きいですし、距離の取り方が変わってくるかなと思います。私の場合はタイヤの空気圧を高めにして、芝に埋まらないように抵抗を高める工夫をして挑戦します」

 ――さらなる高みを目指すために必要なことは?
 「今年の目標は、ウィンブルドンシングルスのタイトルを獲ることだと思っています。色々と状況が変わっていくサーフェスの中で、色々なプレーをできることの強みを感じています。 対戦相手の状況に合わせて自分が持っている様々な手札・カードを最善のタイミングで出せるように、試合全体を見て駆け引きをしっかりできたらいいと思います」

 ――生涯ゴールデンスラムがかかっている本大会でどんな戦いをしたい?
 「先週の大会で、難しい戦いもありながらしっかりと勝ちきれたことは嬉しい結果として受け止めたいです。ただ、サーフェスの感覚も異なり、各選手がそれに合わせた戦い方をしてくると思うので、グランドスラムという大きな舞台で気持ちが上がっている選手がいる中でも自分らしいプレーをして勝ちたいと思います」

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