アメフト法大 新HCはKG育ちの26歳「法大でアメフトをやって良かったと思われるような…」

[ 2025年5月11日 17:55 ]

学生アメフト交流戦「第75回長浜ひょうたんボウル」   法大3―31立命大 ( 2025年5月11日    平和堂HATOスタジアム )

<立命大・法大>今季から就任した法大・菅野洋佑ヘッドコーチ
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 想定内の完敗だった。昨年の甲子園ボウル再戦で立命大に大敗。今季就任した菅野洋佑ヘッドコーチは、悪びれることなく結果を受け入れた。

 「きょうは完全な大人の準備不足。ポジティブな面でいうと、ランが出せていたのと、タックルミスがなかった。選手はこの結果を厳しく受け止めてくれるはずです」

 26歳の青年指導者。関学中学部、高等部出身で、高等部では2018年から20年までエースQBとして関学大を甲子園ボウル3連覇に導いた奥野耕世(現電通)と同期だった。高3の時にU―18日本代表主将に選ばれ、「インターナショナルボウル」でプレーした経験がきっかけで渡米を決意する。セント・フランシス大、シラキュース大学大学院を卒業し帰国。昨年は法大ディフェンスコーディネーターを務める一方で、XリーグのオービックDLとしても活躍した。

 法大からHC就任のオファーを受けた昨秋、最初は断り続けたという。学生の指導に興味はあっても、現役続行への思いが二の足を踏ませた。ただ、限界も悟っていた。昨年の甲子園ボウル前日は、オービックの選手としてXリーグでプレー。「両方ともやるんは、中途半端になるな、と」。フィールドへの未練を断ち切り、新たな一歩を踏み出した。

 法大の門を叩き、新たに知ったカルチャーがある。「日本一を目指すのが目標じゃなくて、日本一を目指すアプローチの中で、人間的な成長を目指すのが大事だ、と」。だから、今季のターゲットも、自然と定まる。

 「シーズンが終わった時に、法大でアメフトをやって良かったな、と思われるような1年にしたい」

 菅野HCが吹き込む新風が、学生アメフト界の風景を変える。

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