「まけぞんぞ能登!」七尾巡業が1年越しに開催 遠藤「一日も早く復興を」

[ 2025年4月5日 18:56 ]

復興への思いを語る石川県出身関取(右から)大の里、欧勝海、輝、遠藤
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 大相撲の春巡業が5日、昨年1月の能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県七尾市で行われた。

 地震の影響で昨年4月は見送られたが、1年越しに開催。会場となった七尾市総合市民体育館の横には仮設住宅が建ち並び、館内には「まけんぞ能登!」の横断幕が掲げられた。開催を待ちわびた約3000人(満員)は地元出身力士らに大きな声援を送った。

 隣接する穴水町出身の幕内・遠藤(34=追手風部屋)は「七尾は6年ぶり。前回は夏開催で熱いイメージだったが、きょうは逆に北陸の寒さで故郷を感じている。復旧もまだ間に合っていないと聞くので、一日も早く復旧してもらえれば」と述べた。この日も声援は断トツ。握手会でも大勢のファンと交流し「握手で触れ合えるのは次の場所へ一番の原動力だし、支えになっている。こうやって帰って来るとは思っていなかったので、ご褒美だと思って力にしたい」と話した。

 3月の春場所で3度目の優勝を果たし、同県津幡町出身の大関・大の里(24=二所ノ関部屋)は「春場所で優勝して帰ってこられてうれしい。能登の皆さんにたくさんのパワーをもらっている」と感慨深げ。七尾市出身の十両・輝(30=高田川部屋)は実家の周辺家屋が全壊や半壊と判定され壊さないといけない状況といい「まだまだ復興の途中。震災を風化させず、現状を知ってもらいたい」と訴えた。
 

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