鍵山優真「覚悟をもって全力で」会心演技に充実感 SP2位でフリーへ「悪くない点差」

[ 2025年3月28日 08:03 ]

フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2025年3月27日    米マサチューセッツ州ボストン・TDガーデン )

SP2位発進の鍵山優真
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 男子SPが行われ、北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は107・09点の今季自己ベストをマークし、2位につけた。冒頭の4回転―3回転の連続トーループ、続く4回転サルコーでは出来栄え評価(GOE)で3点台を引き出す完璧なジャンプを披露。演技後半はより力強さを出すためにギターやドラムの音を追加し、迫力あるステップで魅了した。

 世界王者イリア・マリニン(米国)が好演した次の最終滑走を完遂。演技後は喜びを爆発させた。「覚悟をもって全力でただただやりたいことができた。久しぶりにシーズンベストを更新できた。なかなか106点から上回ることはなかった。より力強いパフォーマンスができたと思うので本当にうれしい」と声を弾ませた。

 演技直前、会場の大型スクリーンにはスケーターから観客へ向けたメッセージが表示される。鍵山が選んだ言葉は「みんな立ち上がる時だよ」。自らにあえて重圧をかける言葉を選びつつも「ちょっと一ひねり入れたくて。面白いこと言いたいなと思った」と遊び心を忘れない姿勢が、好演技につながった。

 「無敵の人」と表現する首位マリニンとは3・32点差。「僕がイリア選手に追いつくためにはもっとより高いGOEを狙わないといけないというのは前々から思ってる」としつつも「そんなに悪くない点差なのかな」と強調。初の世界制覇は諦めていない。アクセルを含む7種の4回転を操る世界王者に、完成度で食らいつく。

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