朝乃山 236日ぶり白星 母と、亡き父の思い出を力に復活 “おかえり!”の声「うれしかった」

[ 2025年3月10日 04:27 ]

大相撲春場所初日 ( 2025年3月9日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所初日>天(左)を押し出しで破った朝乃山(撮影・後藤 正志)
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 元大関の西三段目21枚目・朝乃山(31=高砂部屋)が復活した。235日ぶりに土俵に上がると「おかえり!」などの歓声が湧き「うれしかった」。東三段目22枚目・天を押し出し、236日ぶりの白星を挙げた。昨年の夏場所を右膝のケガで全休し、次の名古屋場所で左膝前十字じん帯断裂などの重傷を負い、長期離脱。左膝にはサポーターを巻き「ちょっと違和感はあるけど、しばらくやっていくしかない」と語った。

 復活の原動力になったのは、母・佳美さんの存在だった。富山商高時代から、地方にも応援のために駆けつけてくれた父・靖さんが21年8月に64歳で死去。母から「お父さんも相撲が好きだったから、まだやめないで」と声をかけられ、諦めなかった。

 三段目転落は不祥事による長期出場停止から復帰した22年名古屋場所以来2度目。戦後で幕内経験者が三段目以下に2度転落後、再入幕した例はないが、「思い切って取り組めば、結果がついてくる」と力を込めた。

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