高野愛姫 ツアー初の首位浮上 今季から本格参戦の20歳「びっくりだし、うれしい」

[ 2025年3月8日 04:45 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース第2日 ( 2025年3月7日    沖縄県 琉球GC=6610ヤード、パー72 )

18番、2アンダーでホールアウトした高野(左)
Photo By スポニチ

 3位から出たプロ2年目の高野愛姫(あいひ、20=Jトラスト銀行インドネシア)が強風の中、2バーディー、2ボギーの72で回り、通算2アンダーで首位に浮上した。今季からツアーに本格参戦した新星は開幕前夜の夢に出てきた琉球GCで好プレーを見せ、初優勝を狙える位置で予選を通過した。この日最少に並ぶ68をマークした岩井千怜(22=Honda)、74の菅楓華(19=ニトリ)も首位に並んだ。

 18番パー5。残り68ヤードからの第3打を58度のウエッジで2・5メートルにつけ、バーディーで締めた高野は、ツアーで初めて首位に立ち「2日間やって、トップにいられるのはびっくりだし、うれしい」と初々しい笑顔を見せた。

 4番で5メートルを沈めてバーディーを先行させると5番、6番で連続ボギー。それでも強風の中、「目標は予選通過だったし、昨日の貯金があったので焦ることはなかった」と平常心を保った。最終的にパープレーでまとめ「キャディーさんのアドバイス通りに打てているので、いいスコアになっているのかな?」と不思議そうに振り返った。

 23年にプロテスト合格。下部ツアーが主戦場だった昨季は初戦で2位に入るなど経験を積んだ。ツアーは6試合で3度予選落ちと結果を残せなかったが、予選会で23位に入り今季前半戦の出場権を得た。開幕前夜は緊張から寝付けなかったというが、ようやく眠りに落ちると「10番だと思う。緊張しながらフェアウエーを歩いている夢だった。スコアは分からないけど、心臓が凄くドキドキしていた」と今大会の夢を見た。

 その夢の通り初日は10番からスタート。緊張しながらもパーで滑り出し、初日の夜は「疲れてぐっすり眠れた」ようで、この日の好ラウンドにつなげた。今季目標に掲げる初優勝へ「シード選手に比べると練習量も体力も差がある。自分が優勝できるとは思っていない。いい経験ができると思いながらプレーします」。無欲の20歳に勝利の女神がほほ笑むかもしれない。

 ◇高野 愛姫(たかの・あいひ)2004年(平16)9月14日生まれ、東京都北区出身の20歳。両親の勧めで5歳からゴルフを始める。埼玉栄から日大に進学。在学中の23年、2度目の挑戦でプロテストに合格。その後、日大を中退した。目標の選手は申ジエ。平均飛距離は240ヤード。1メートル67、58キロ。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年3月8日のニュース