【リーグワン】埼玉 6年目で初先発のPR古畑翔が存在感 監督も「一番いいパフォーマンス」

[ 2025年2月22日 20:39 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン1部第9節   埼玉39―10相模原 ( 2025年2月22日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

<埼玉WK・相模原DB>前半、相模原・佐藤(右)に激しくタックルする埼玉・古畑(撮影・西川祐介)
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 前半戦最後の一戦は、首位を快走する埼玉が相模原を39―10で下し、今季8勝目(1分け)を挙げた。現役早大4年のHO佐藤健次(22)が初先発初トライを挙げる一方、1番で先発した入団6年目のPR古畑翔(28)は、これが旧トップリーグ時代を含めて4キャップ目で、かつ初先発。ケガ人が相次いでいるルースヘッドの穴を埋め、「チャンスが来たと思って、ワクワクして1週間準備してきた。ワクワクし過ぎた」と58分間の出場を振り返った。

 大阪府出身で大阪桐蔭高、大東大を経て、W杯日本大会が行われた19年4月に入団。2年目からはプロ契約に切り替えてラグビーに全てを注いできたが、チームには稲垣啓太、クレイグ・ミラーと2人の日本代表選手が君臨。2人以外の壁も厚く、公式戦出場は昨季まで5年間でわずか「3」だった。

 「周りからは“移籍しないの?”と言われるが、意地になっているところもあった」と迎えた常勝軍団6年目の今季も前節までは出場機会がなかった。ところが稲垣も再び戦列を離れている中、前節先発した木原優作も脳震とうの影響で今節は出場できず。巡ってきた先発機会で「スクラムでとにかくアピールしようと、全て押していった」と強みを前面に出し、ペナルティーを奪った場面ではガッツポーズも繰り出した。

 近年の日本ラグビー界の屋台骨になってきたと言っていいほど、多くの代表選手を輩出してきた埼玉にあって、代表とは無縁だった6年目のプロップ。ロビー・ディーンズ監督も「一番いいパフォーマンスを見せたのは古畑翔だと思う。いい経験になったと思う」と称える。この試合ではSO山沢京平、WTB竹山晃暉が脳震とうの疑いで、CTBディラン・ライリーは脚部の負傷で途中交代。後半戦へ戦力面では不安を残す中、陰で支えてきた男が、スポットライトを浴びつつある。

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