駒大・篠原 箱根初代MVP譲らん!2年ぶりVへ花の2区熱望 エース対決「負けたくない」

[ 2024年12月21日 04:10 ]

練習でチームを引っ張る篠原(右端)(C)水上俊介
Photo By 提供写真

 来年1月2、3日の第101回東京箱根間往復大学駅伝で2年ぶり9度目の優勝を狙う駒大の篠原倖太朗主将(4年)が20日、オンラインで取材に応じた。今大会から総合優勝に最も貢献した選手に贈られる「最優秀選手賞(MVP)」が新設される。最も活躍した選手に与えられる「金栗四三杯」とは別の個人賞で「初代は大切。一番最初に名前を連ねられる。狙っていきたい」と意欲を見せた。

 10月の出雲、11月の全日本との3冠の懸かる国学院大、連覇を狙う青学大との3強の構図。篠原は「エース区間を走りたい」と花の2区を希望し、出雲、全日本に続く国学院大の平林、青学大の太田とのエース対決に思いをはせた。出雲は6区(10・2キロ)で平林に区間賞を譲り、太田と並ぶ区間3位だったが、全日本7区(17・6キロ)は2人を抑えて区間賞を獲得。「大学駅伝を盛り上げている3人だと思う。負けたくない」とライバル心をむき出しにした。

 今夏は師事する大八木総監督の率いるチームの海外遠征に同行せず、国内に残って駒大の合宿に参加。個人の強化よりもチームの底上げを優先した。「駒沢大学に強くしてもらった恩がある。チームを勝たせることが目標」と言い切り「陸上はサッカーや野球に比べると人気がない。箱根を通して有名になって競技を盛り上げられたら」との志も口にした。最後の箱根路は来年の世界陸上東京大会、28年ロス五輪への通過点。エース対決を制して初代MVPに輝き、世界へ踏み出す。(木本 新也)

 ◇篠原 倖太朗(しのはら・こうたろう)2002年(平14)9月3日生まれ、千葉県出身の22歳。富里高から駒大に進学。1年時の出雲駅伝で大学駅伝デビューして1区8位。箱根は2年時3区2位、3年時1区区間賞。23年2月の丸亀国際ハーフマラソンで1時間0分11秒の日本人学生記録をマーク。今年9月には5000メートルで13分15秒70の屋外での日本人学生記録を樹立した。1万メートル自己ベストは27分35秒05。身長1メートル75。

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年12月21日のニュース