柔道混合団体 ルーレット“陰謀”説に仏柔連会長「IOCが管理」強調 「日本は本当に不運だった」

[ 2024年8月4日 15:32 ]

ステファン・ノミス会長公式インスタグラム(@stefnomis)から

 パリ五輪柔道混合団体の決勝は3日(日本時間4日)に行われ、日本は21年の東京五輪に続きフランスと対戦したが、リベンジは果たせず、銀メダルに終わった。

 決勝は6人を終えても決着がつかず、ルーレットによる抽選で無作為に選ばれた階級区分の選手でゴールデンスコア方式による代表戦を行った。注目の代表戦は男子90キロ超級が選出され、斉藤立(JESグループ)とフランスのレジェンドにして絶対王者のテディ・リネールとの対戦が決定。完全アウェーの雰囲気の中、斉藤は果敢にリネールに立ち向かったものの、最後は1本負けを喫した。

 ネットではルーレット抽選による代表戦の結果を巡り大荒れ。「ズルーレット」「抽選でリネールの時点でおかしくない?出来レースなの?」などと疑う声が続出した。

 地元メディア「RMC Sport」は代表戦に90キロ超級が選出されたことについて「信じられないような幸運だが、陰謀を疑う余地はない」と報じた。

 また、フランス柔道連盟のステファン・ノミス会長のコメントとして、ルーレットによる抽選について「ドローはIOCが管理している」と強調したと伝えた。

 同会長は「彼らがボタンを押している。国際連盟によって行われ、IOCによって管理されている。すべてのカテゴリーをスクロールする。ルーレットのようにね。そしてルーレットはテディに当たった。率直に言って、(日本は)真っ青になったに違いない。本当に不運だった」と述べた。

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