バレー女子 五輪でブラジル、ポーランドらと同組に 難敵エースどう止める?“前哨戦”にも注目

[ 2024年6月20日 05:00 ]

ブラジル ガビ (C)volleyballworld.com
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 バレーボール女子のパリ五輪組み合わせ抽選が19日、タイ・バンコクで行われ、6大会連続14回目出場の日本は1次リーグB組に入り、世界ランク1位の強豪ブラジル、同4位のポーランド、アフリカ選手権10回優勝のケニアと同組となった。出場12カ国が17日の世界ランクを基にポット分けされ、抽選で各組に割り振られた。ネーションズリーグは20日にバンコクで女子の決勝トーナメントが始まり、1次リーグ5位の日本は準々決勝で同4位の中国と対戦する。

 最大の敵はブラジルだ。08年北京、12年ロンドン五輪で金、21年東京五輪で銀メダルを獲得した強豪だ。過去の対戦は45勝94敗。00年以降は7勝63敗で何度も苦い敗戦を味わってきた。アテネ、北京、ロンドン、リオ、東京五輪で0―3の完敗。22年世界選手権準々決勝は2―0から逆転負け。昨年のパリ五輪予選、今年のネーションズリーグもフルセット負け。まさに天敵だ。

 エースのガビは22年世界選手権のベストアウトサイドヒッター。身長1メートル80で腕を大きく振るフォームが特徴で勝負強さが際立つ。過去の日本戦でも重要な場面でことごとくスパイクを決めてきた。ガビを止めない限りブラジル打倒のすべはない。

 ポーランドは64年東京、68年メキシコ五輪で銅メダルを獲得した古豪。その後の五輪出場は08年北京のみながら23年ネーションズリーグで3位に入るなど復活を遂げた。得点源はスティシアク。身長2メートル3の大型アタッカーはネーションズリーグ日本戦で22得点しており脅威となる。その対戦で0―3と完敗を喫した日本にとっては戦いにくいチームだ。

 B組で唯一の格下となるのがケニアだ。アフリカ選手権10回優勝などアフリカでは頭一つ抜けているが、過去3度の五輪では実績を残せていない。日本は東京五輪初戦で対戦し、ストレート勝ちしている。確実に白星を奪いたい相手となる。

 真鍋監督は日本協会を通じ「気持ちが引き締まった。個人としては東京大会以上の成績を目指し1次リーグ突破に全力を注ぐ」とコメント。対戦国については「ケニアには確実に勝利したい。ポーランドは間違いなく難敵。そして22年世界選手権、23年パリ五輪予選でも対戦し悔しい思いをさせられたブラジル。五輪では3大会連続1次リーグ同組でもはや腐れ縁」と話した。

 ネーションズリーグでも20日の中国戦に勝てばブラジルと、決勝ではポーランドと対戦の可能性がある。ともに1次リーグでは敗れた相手。12年ロンドン五輪以来のメダル獲得に向け、“前哨戦”に勝利して、パリに乗り込みたい。

 ▼パリ五輪バレーボール女子の開催概要 12カ国が出場し、1次リーグは4カ国ずつ3組に分かれて総当たりで実施。各組上位2カ国と各組3位の成績上位2カ国の計8カ国が決勝トーナメント(準々決勝)に進む。7月28日に開幕し、8月11日に決勝が行われる。

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