相撲協会員が研修会実施 暴力問題等の再発防止が目的「突発的な怒りのコントロール方法」学ぶ

[ 2024年6月6日 16:31 ]

国技館で行われた研修会に出席した力士たち。最前列には横綱大関陣の姿も(撮影・前川 晋作)
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 日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で力士や親方ら全協会員約900人を対象とした研修会を開いた。研修会の実施は昨年2月以来。講師2人が招かれ、2つのテーマについて約50分間の講話があった。

 内容は、下総精神医療センター臨床研究部長で条件反射制御法学会会長の精神科医・平井愼二氏による「突発的な怒りをコントロールする方法について」と、日本相撲協会教育研修担当顧問で東大相撲部OB会長の櫟原(ひらはら)利明氏による「大相撲の伝統文化の継承者」について。八角理事長(元横綱・北勝海)からは「責任と自覚を持って行動してほしい。元気や感動を与えられる立派な協会員になってほしい」という訓示があった。

 今年2月には元幕内・北青鵬による暴力事件が発覚。宮城野部屋が閉鎖に追い込まれ“被害者”である複数の力士たちが力士生命を絶たれるといった大問題に発展した。これらの騒動を踏まえ、暴力事件等の再発防止を目的とした研修を実施。怒りのコントロールについては「よかった時のことを思い出して心を落ち着かせるように」といった具体的な防止方法が説かれた。

 また、櫟原氏の講話では「協会員は皆、伝統文化を継承する担い手。その使命を誇りに思いながら自覚して行動してほしい」と説かれた。度々起きてしまう不祥事の再発防止に努めるため、協会員は真剣に聴いて自らを律するよう心掛けていた。

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