大関目指す大栄翔 琴ノ若らと14番「強い人と稽古するのが一番」先週は霧島&豊昇龍とも稽古

[ 2024年3月7日 18:11 ]

佐渡ケ嶽部屋へ出向き、豪ノ山(右)と申し合い稽古を行う大栄翔(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の関脇・大栄翔(30=追手風部屋)が7日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋へ出向いて新大関・琴ノ若(26)らと14番取った。

 まず勝ち残り形式の申し合いに参加し、琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)や出稽古組の小結・錦木(33=伊勢ノ海部屋)、幕内・豪ノ山(25=武隈部屋)と計9番。その後、琴ノ若に指名されて5番連続で取った。

 大関を相手に、持ち味の回転の良い突っ張りで押し切る場面もあり2勝3敗。初場所直前も連日佐渡ケ嶽部屋で琴ノ若と肌を合わせており「強い人と稽古するのが一番なので。大関とやれるのはありがたい」と春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)へ気持ちを高めた。

 今月2日には、追手風部屋に出稽古で訪れた霧島(27=陸奥部屋)と豊昇龍(24=立浪部屋)の2大関と、5日には荒汐部屋へ出向いて関脇・若元春(30=荒汐部屋)や元大関・朝乃山(30=高砂部屋)らとも稽古。「番付上位の人といっぱいできてよかった。ここまでいろんな人とやることはなかったので、良い稽古できました」と充実感を漂わせた。

 次期大関候補と1年以上言われ続けている30歳は、埼玉栄高の後輩である琴ノ若の大関昇進に「自分も上がりたい気持ちがある」と刺激を受けている。場所前に大関陣と充実の稽古を重ね「自分の相撲がハマればいけるんじゃないかと自信につながった」と収穫を得た。

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