照ノ富士「出るに決まっている」 3・10初日春場所に向け、三番稽古で11番全勝

[ 2024年3月7日 04:30 ]

照ノ富士(左)
Photo By 共同

 横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が6日、大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)への出場を明言した。大阪市内の時津風部屋へ出稽古し、平幕・正代との三番稽古で11番取って全勝。「出るに決まっている。最近休場ばかりしているから聞かれるんだろうけれど」と稽古後に語った。

 腰痛などによる3場所連続休場明けの初場所で9度目の優勝を飾った。ところが、春場所へ向けて土俵で初めて相撲を取ったのは2月26日の番付発表を過ぎた今月1日、兄弟子の十両・宝富士との11番だった。その際明かした「先場所の疲労が抜けない」との不安材料。それでも4日には荒汐部屋へ初めて出稽古し、関脇・若元春と10番。5勝5敗だったが「悪くはない」と手応えを語った。

 この日の稽古中、腰を気にするしぐさも見せたが、番数を重ねるごとに踏み込みは鋭さを増した。春場所では長く目標に掲げる2桁優勝へ挑む。

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