錦戸部屋の十両・水戸龍が高砂部屋へ出稽古 かつてのライバルで同学年の朝志雄らと申し合い

[ 2024年3月1日 18:46 ]

高砂部屋に出稽古し、朝志雄(左)と相撲を取る錦戸部屋の水戸龍(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

 大相撲の十両・水戸龍(29=錦戸部屋)が1日、大阪市中央区の高砂部屋へ出向いて春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向けての稽古を行った。

 この日は幕内・朝乃山(30)と十両・朝紅龍(25)が申し合い不参加。水戸龍は、関取経験者の朝乃若(28)と朝志雄(29)を含む4人の幕下力士と計5番取り、196キロの巨体を生かして前に出る力強い相撲を見せた。

 所属する錦戸部屋の力士は、水戸龍と序ノ口力士2人の計3人。22年名古屋場所から昨年春場所までは所属力士1人だけという時期もあった。稽古相手に恵まれない中、同じ一門の高砂部屋へ出稽古の貴重な機会。西十両2枚目で臨む春場所へ向け、積極的に汗を流した。

 同学年の朝志雄とは、学生時代に世代トップレベルでしのぎを削ってきた間柄。朝志雄が17年春場所に三段目付け出しで、水戸龍が17年夏場所に幕下15枚目格付け出しでデビューして以来、プロでの対戦はまだない。かつてのライバルと稽古場で肌を合わせ、互いを高め合った。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月1日のニュース