岐阜女子が桜花学園に大逆転で4強入り「バスケの神様が力を与えてくれた」

[ 2023年12月26日 12:21 ]

バスケットボール全国高校選手権第4日 ( 2023年12月26日 )

 女子準々決勝が行われ、5年ぶりの優勝を目指す岐阜女子(岐阜)が24度の優勝を誇る桜花学園(愛知)に61―60で競り勝った。第4Q残り7分31秒で最大21点のリードを許す崖っぷちからの大逆転劇。残り3分26秒で44―60のスコアから17連続得点して土壇場で試合をひっくり返した。

 エースの絈野夏海主将(3年)が9本の3点シュートを含む37得点と爆発。第4Qだけで7本の3点シュートを沈めて25得点を量産し「本当にうれしい。前半に離されて心が折れかけたが、ハーフタイムで皆で声を掛け合い、仲間と自分を信じてプレーできた」と涙した。

 就任48年目の安江満夫監督は「バスケの神様が彼女(絈野)に力を与えてくれた。常日頃から諦めずに努力する姿を見てくれていたのだと思う」と絶賛。「桜花(学園)さんがいたから岐阜女子も頑張ってこられた。桜花(学園)さんの思いも背負う責任がある。明日のゲームに全力を注ぎたい」と準決勝を見据えた。

 連覇を狙う京都精華(京都)は聖和学園(宮城)に84―57、東海大福岡(福岡)は大阪薫英(大阪)に65―63、札幌山の手(北海道)は千葉経大附(千葉)に95―54で勝利。きょう27日の準決勝は岐阜女子―札幌山の手、京都精華―東海大福岡のカードで行われる。

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