宇野昌磨 世界選手権V3へ4回転4種5本に再挑戦の可能性示す「最善を尽くす」

[ 2023年12月26日 04:42 ]

メダリストオンアイスで演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 世界選手権(来年3月、モントリオール)代表選手の会見が25日、長野市内で行われた。3連覇の懸かる宇野昌磨(26=トヨタ自動車)は「今までの最高の演技をしないと優勝はない」とし、今季求めた表現力に加え、サルコーを加えたフリー4回転4種5本の自己最高難度の構成に再挑戦する可能性を示した。

 直近2回の世界選手権でも同じ構成で挑んだが、過去に完遂したことはない。2日前にランビエル・コーチと話し合い、苦手意識のあるサルコーについて「練習で少しずつ再開していく。状態が良ければやります」と結論を出した。高難度ジャンプを操る米国のマリニンを筆頭に強力ライバルが一堂に会す大舞台。「最善を尽くすことだけを考えて調整や試合に臨みたい」と24年を見据えた。

 ≪坂本56年ぶりの偉業に挑む≫全日本女王の坂本は1968年のペギー・フレミング(米国)以来56年ぶりの世界3連覇の偉業に挑む。「3連覇は今季ずっと言ってきた目標。どうしても達成したい」と話した。年末年始のオフをはさんで練習を再開。「全日本はフリーで細かいミスが本当に多かった。もっと良いパフォーマンスができるように頑張る」と意気込んだ。

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