宇野昌磨「今までの最高の演技をしないと優勝はない」世界3連覇へ4回転サルコー再投入も

[ 2023年12月25日 09:51 ]

<世界フィギュア日本代表記者会見>会見に臨む宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 来年3月に行われるフィギュアスケート世界選手権(モントリオール)代表選手の会見が25日、長野市内で行われた。男子で3連覇の懸かる宇野昌磨(トヨタ自動車)は「とても光栄です。最善を尽くしたい」とコメントした。

 米国のマリニンを筆頭に強力なライバルが一堂に会す大舞台。宇野は「順当にいけば僕は優勝できないと思っている。2連覇している自分として行くよりも、僕が今までの最高の演技をしないと優勝はないと思っている」と語る。「あまり3連覇に重圧感じている場合ではないのは、自分の実力からして考えている。最善を尽くすことだけを考えて、調整や試合に臨みたい」と決意をにじませた。

 今季は表現面に軸足を置きつつも、プログラムから外している4回転サルコーの再投入も視野に入れる。「ステファンと話して、入れる入れないは別として、練習を少しずつしていって、状況に合わせてやるか、やらないか決めていこうという話を一昨日した」と明かし「練習で少しずつ再開していこうかなと思っている。状態良ければやりますし。サルコーに限らず、今跳べているジャンプをよりきれいにやることが一番最初にやらなきゃいけないこと。目の前のことを1個1個やっていこうかなと思います」と計画を語った。

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