千葉百音＆島田麻央が女王・坂本を語る「尊敬に値する存在。お世辞はありません」「心も強い」

フィギュアスケート全日本選手権最終日 （ 2023年12月24日    長野市ビッグハット ）

メダルを手に並ぶ（左から）千葉百音、坂本花織、島田麻央（撮影・小海途　良幹）
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　女子のメダリスト会見が行われ、3連覇を達成した坂本花織（シスメックス）、準優勝の千葉百音（木下アカデミー）、3位の島田麻央（木下アカデミー）が出席した。坂本、千葉は「ホッとしている」と言葉をそろえ、島田は「素晴らしい選手がたくさいんいる中で3位獲れてうれしいけど、自分の演技に関して悔しい部分が何個かあった」と話した。

　会見では、若手の2人が女王・坂本をどう見ているかについて質問があった。千葉は「坂本選手は氷から降りたら、たわいない会話を気兼ねなくできる。性格が凄く明るい。いつも私も、いくつ歳が離れていてもタメ語で話してしまうような、そんなフレンドリーな性格の先輩でもあり。氷の上に立てば、ガラッと変わって、いつも何度でも、演技を見れば見る度に強さを増しているような、本当に尊敬に値する存在です。お世辞はありません」と笑顔を交えて語った。

　島田は「今回の試合を見ていて、自分は緊張したら失敗してしまうんですけど、3連覇が懸かってて、凄い緊張すると思うんですけど、その中でショートとフリー、パーフェクトに滑っていた。凄く心も強いなって思いました」と話した。それを聞いた坂本は「本当にうれしい言葉が飛び交ってましたね」とご満悦で「毎週末、一緒にNTCで練習しているメンツでもある。若いみんな全日本で良い演技したい気持ちで練習に挑んでいる。実際、良い演技できた2人。切磋琢磨（せっさたくま）できていると感じる」と話した。