【GPファイナル】SP2位の宇野昌磨「レベル高すぎ」「やってられない」ハイレベルな争いに苦笑い

[ 2023年12月7日 21:02 ]

フィギュアスケート・GPファイナル第1日 ( 2023年12月7日    中国・北京 )

<GPファイナル第1日>男子SP、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)が行われ、連覇が懸かる宇野昌磨(25=トヨタ自動車)は、今季自己ベストの106・02点で2位発進した。

 冒頭の4回転フリップを着氷すると、トーループの4―3回転、トリプルアクセルもミスなし。演技を終えると、小さくガッツポーズを見せた。

 「フリップに練習から苦戦していた。なんとかギリギリ跳ぶことができた」

 106・02点は自身の演技を終えた時点で今季世界最高得点だったが、その後にイリア・マリニン(米国)が、SP史上初のクワッドアクセル(4回転半)成功で、宇野を上回る106・90点の今季世界最高をマークした。

 鍵山優真(20=オリエンタルバイオ・中京大)も103・72点をマークするハイレベルな戦い。「レベル高すぎて無理です。やってられないです」と笑った宇野は、9日のフリーへ「SPの点数は6人全員、あってないようなもの。ジャンプの多くなるフリーで20点以上の差が上下する演技構成。フリーもまたおもしろい戦いが見られるんじゃないかな」と静かに闘志を高めた。

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