早大 相撲部の活動停止期間さらに延長「調査を徹底」 部員が違法薬物で逮捕、起訴受け

[ 2023年12月7日 15:42 ]

福岡県警に逮捕された早大相撲部所属の園田陽司容疑者(同部の公式サイトから)

 早大は7日までに公式サイトを更新。大麻取締法違反(譲り受け未遂)の疑いで相撲部の園田陽司容疑者(20)が逮捕・起訴された事件について謝罪し、コメントを発表した。

 「大麻の事案は国を挙げて撲滅に取り組んでいる中、慙愧に堪えません。大学として事態を厳粛に受け止め、深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪した上、「当該事案に関して予見可能であったか否か、並びに知っていて対策しなかったなどの不作為があったか否かを判断基準とした上で、事実関係を確認し、厳正に対処いたします」とした。

 また、逮捕を受けて相撲部を当面の間「活動停止」としていたが「当該学生が起訴された事を受けて、更に一定の活動停止期間を設けることを検討しています。全容を解明するために、他の相撲部員や寮生への広がりがないかの調査を徹底して進めて参ります」と活動停止期間を延長して調査することを検討していると発表した。

 「全学で違法な危険薬物の使用に対する注意喚起を改めて行い、引き続き全力で再発防止策を講じて参る所存です」と結んだ。

 福岡県警は11月15日、園田容疑者を送検。関係者によると、同容疑者が大麻の送付を依頼したとされる福岡県在住の会社員、広渡翔馬容疑者(21)とは5年ほど前から友人関係だったとみられる。福岡地検は5日に起訴した。

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