柔道男子100キロ級 五輪代表決定は持ち越し 候補は「新井VSウルフ」で

[ 2023年12月4日 04:45 ]

柔道グランドスラム東京大会最終日 ( 2023年12月3日    東京体育館 )

男子100キロ級敗者復活戦、敗戦したウルフ・アロン(撮影・小海途 良幹)
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 4人が出場した男子100キロ級は18歳の新井道大(東海大)の2位が最高で、東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)が7位、飯田健太郎(旭化成)が2回戦敗退と低迷。唯一、代表決定が持ち越しとなった。

 強化委員会後の会見で男子日本代表の鈴木桂治監督は「新井は2位という結果だが、まだまだ国際大会の経験が少ない」と説明も、2回戦で今年の世界王者を破った戦いぶりなどは高く評価。代表候補を新井とウルフの2人に絞って来年以降の国際大会に派遣する予定で、飯田に関しては「選考から落ちた」と話した。

 ▽柔道のパリ五輪代表選考 全日本柔道連盟は本番までに十分な準備期間を確保するため、早期内定制度を導入。実績などで2番手以下の選手よりも明らかに優位と判断した選手が強化委員会で承認された場合、五輪代表に内定する。6月には阿部兄妹ら4人、8月には斉藤立ら6人が内定済み。代表未決定の4階級については、原則として今大会までの結果を基に決定する方針だった。

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