【大相撲冬巡業】豊昇龍、霧島が「溶連菌感染症」で休場 3大関が病気で朝稽古不在の“異常事態”に

[ 2023年12月4日 16:51 ]

豊昇龍
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 大相撲の冬巡業2日目が4日、熊本県菊陽町で行われた。巡業初日の3日は綱獲りの霧島(27=陸奥部屋)と貴景勝(27=常盤山部屋)の2大関が体調不良で稽古を休んだが、この日になって豊昇龍(24=立浪部屋)もノドの痛みを訴え朝の公開稽古を休み、霧島とともに町内の病院で検査を受けた。巡業部の若松副部長(元幕内・朝乃若)によると、霧島と豊昇龍はノドの痛みを伴う「溶連菌感染症」と診断され、午後の土俵入り、取組は取りやめた。

 また貴景勝も微熱があるため朝の公開稽古は行わず病院で検査を受けた。前日同様にインフルエンザなどの検査には「陰性」を示し、土俵入りと取組には参加した。

 今巡業は横綱・照ノ富士も腰痛で休場。さらに3大関が体調不良で朝稽古に姿を見せず寂しい稽古風景となった。若松副部長は「看板大関が取組や稽古で不在となりファンには申し訳ない」と話した。

 霧島、豊昇龍はマスクを装着して支度部屋で待機。今後は巡業に帯同し、回復次第稽古などにも復帰する。巡業部は感染症対策のため手洗い、うがい、消毒などの徹底とバス移動でのマスク着用を通達した。

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