川崎春花は上昇気流に乗って大会連覇に挑む「自信を持って打てている」

[ 2023年10月18日 16:43 ]

<マスターズGC プロアマ>プロアマ戦をラウンドする川崎春花   (撮影・成瀬 徹)
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 女子ゴルフの秋のビッグトーナメント「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は19日から4日間、兵庫・マスターズゴルフ倶楽部(6495ヤード、パー72)で開催される。昨年覇者の川崎春花(20=村田製作所)は18日にプロアマ戦で18ホールを回り、「ショットは自信を持って打てている」と語った。

 前週の富士通レディースは首位と2打差で迎えた最終日が悪天候で中止となり、36ホール短縮競技となった。好位置つけていただけに「やりたかったですね」と振り返るが、4位に入ってメルセデスランクは51位からシード圏内の44位に浮上。「50位以内に入れたので、気持ち的にも先週よりも落ち着いてゴルフできるかなと思います」と、満を持して今季初優勝をつかみにいく。

 そんな20歳がポイントに挙げるのは、池越えの17番パー3。昨年の183ヤードから203ヤードに伸びており、番手もこれまでのロングアイアンやUTから「5番ウッドか7番ウッド」に変わるという。終盤で迎える難関ホール。「一気に難易度が上がる。しっかり毎日、パーで切り抜けていかないといけない」と警戒した。

 プロ1年目の昨季、メジャーの日本女子プロ選手権で初優勝し、そしてこの大会で2勝目を挙げた「ダイヤモンド世代」の実力者。今季はまだ勝利はないが、状態を上げてディフェンディング大会に挑む。「調子も上がってきて、今は少し自信を持ってゴルフができている。優勝したいと思っているのでそのためにしっかり準備して試合に臨めるようにしたい」と力強く言った。

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