【ムロオ関西大学ラグビー17日開幕】関西3連覇、初の日本一へ、京産大・三木主将は「覚悟」とともに臨む

[ 2023年9月13日 09:00 ]

関西大学リーグ3連覇、大学日本一を目指す京産大・三木主将    (撮影・成瀬 徹)
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグは17日に開幕する。今回は全8大学の現状を紹介する一方で、27年のW杯オーストラリア大会、31年のアメリカ大会を狙える若き逸材に焦点を当てる。初の関西リーグ3連覇を狙う京産大はフランカー三木晧正主将(4年=京都成章)が攻守の大黒柱だ。

 大学ラストシーズンの開幕を目前に控え、三木は言葉に力を込めた。「毎試合を全力で戦う。一試合一試合に全てを出し切ることで成長もできるし、それを積み重ねていきたい」。京産大にとって史上初の関西3連覇、そして悲願の日本一を懸けた今季。チームを引っ張る主将は「覚悟」を持って戦いに挑もうとしている。

 1年時から出場機会をつかみ、同学年で誰よりも経験を重ねてきた。昨季は大学選手権準決勝で早大に33―34と1点差負け。その1カ月後に主将を託されると、長期オフに入る前にチームメートへ「覚悟を持って(始動日の)3月1日に来てください。なかったら辞めてください」と語りかけた。厳しい言葉を投げかけ、自分自身にもプレッシャーをかけた。

 京都成章出身。3年時には主将を務め、3歳上の兄・亮弥さんを追って慶大に進む予定だったものの、AO入試で不合格となった。憧れの大学を諦めきれずに浪人も覚悟した中、周りの説得もあり、早くから声を掛けてくれていた京産大に進学した。だが、1年時は大学選手権3回戦で兄のいる慶大に14―47と大敗して終戦。「なんで、この大学に来たんやろ」――。そう後悔することもあった。

 迷いを吹っ切れたのは、1学年上の福西(現リーグワン神戸)の存在だった。同じポジションの先輩が常に自分を追い込んでトレーニングに励む姿を見て、より練習に打ち込むようになった。京都成章時代から磨いてきたハードタックルは自身の代名詞となり、関西を代表する選手に成長した。

 「(京産大は)自分が拾ってもらった大学なので。この大学に来て正解か不正解か分からなかった自分だったけど、最後に正解だったと胸を張って言えるように。悔いなくやり切りたい」
 フランカーとしては小柄の1メートル74でも、その存在感は際立っている。ひたむきに戦い、頂点へと駆け上がる。 (西海 康平)

 ◇三木 皓正(みき・こうせい)2002年(平14)1月22日生まれ、京都府出身の21歳。5歳でラグビーを始め、洛西RS、西陵中でプレー。京都成章2、3年時に花園に出場し、3年時は高校日本代表入り。今年2月にはボルトを除去するために左膝の手術を受けた。1メートル74、95キロ。フランカー。

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