渋野日向子 花畑に警戒「場所によってはしんどい。あぶねえっす」 全英女子OP10日開幕

[ 2023年8月10日 04:30 ]

プロアマで笑顔を見せる渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフの今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンは10日から4日間、英南部タドワースのウォルトンヒースGCで開催される。19年大会覇者の渋野日向子(24=サントリー)は9日、プロアマ戦などで調整後に取材に応じ、コースに点在する「お花畑」を警戒した。日本勢は悲願のメジャー初制覇を目指す畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)ら過去最多16選手が出場する。

 「スマイリングシンデレラ」が全英に帰ってきた。ロンドンから南へ25キロ、海沿いのリンクスとは違い、林間コースが今年の舞台だ。プロアマ戦を終え、渋野が警戒したのが「お花畑」。1度、つかまり「忙しかった。ユーティリティーで打って左に引っかけて(再び)お花畑に行きました」と苦笑いした。

 フェアウエーを外せば紫色の花畑が点在する。夏の英国に咲くヒースの一種で、危険な罠(わな)となる。この日はユーティリティーで打てるライだったが「場所によってはしんどい。あぶねえっす。チクチクするのも見つけたし」。コースの距離も長く、この日は10ホール以上で長い番手を持ったという。

 19年大会の優勝から4年。渋野にとっても「ゴルフ人生で一番でかいこと」だった。歴代覇者として専用駐車場も用意され「1年に1回の楽しみ」とおどけた。前週は2日目まで首位に立つなど調子も上向き。「まずは4日間戦えるように頑張ります」と最後まで笑顔だった。

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