初出場の勝みなみ「鹿児島みたい（笑）」レマン湖を望むコースで地元感？27日開幕エビアン選手権

＜エビアン選手権＞練習ラウンドで笑顔を見せる渋野日向子（右から2人目）と勝みなみ（撮影・西尾　大助）
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　女子ゴルフの今季メジャー第4戦、エビアン選手権は27日から4日間、フランスのエビアン・リゾートGCで開催される。大会初出場の勝みなみ（25＝明治安田生命）が25日に取材に応じ、「全体的に良くなってきている。予選を通過して4日間、上位で回れたら最高だと思うので、それを目指して頑張りたい」と抱負を語った。

　今大会に向け、前戦の全米女子オープンを終えて一時帰国した日本でスイングを調整してきた。「バックスイングが自分が思っている以上に回っていて、バランスが悪くなって軸がぶれていた。軸を感じられるように、ゆっくり上げることと足の裏の感覚を大事にした」と靴下でスイングを繰り返したという。練習の合間には同じ黄金世代の小祝さくらと東京・新大久保にお出かけ。「サムギョプサルとケランチムを食べました」とリフレッシュもできた。

　舞台はレマン湖を望む風光明媚（めいび）なエビアン・リゾートGC。ただ、勝の目には地元・鹿児島の風景と重なって見えるそうだ。「なんか鹿児島みたいだなって話していたんです。姶良から見える錦江湾。桜島のない（笑い）」。初出場ながら、良い意味で“地元”感覚で、タイトルを目指していく。