隠岐の海最後の相撲は「隠岐古典相撲」形式で　9月30日の引退相撲をPR

9月30日の引退相撲をPRする元隠岐の海
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　今年1月場所中に引退した元関脇・隠岐の海の君ケ浜親方（37）＝本名・福岡歩、八角部屋）が16日、名古屋市のドルフィンズアリーナで9月30日に東京・両国国技館で予定している「隠岐の海引退君ケ浜襲名披露大相撲」をPRした。

　「地元の島根、隠岐の島に最後の恩返し」をテーマに、自身の最後の相撲を出身地の隠岐に伝わる「隠岐古典相撲」形式で実施する。「地元とコラボして行います。なかなか国技館でできるものでもないしこの機会に隠岐古典相撲を知ってもらえれば」と意欲を示した。当日は隠岐から成田空港行きのチャーター機を用意し、地元の関係者120人が来場。「生のお相撲さんを見る経験もなかなかないので」と地元の相撲道場の子供40人を招待する意向を明かした。

　9月2日には師匠で相撲協会理事長の八角親方（元横綱・北勝海）の還暦土俵入りで太刀持ちを務める予定。「両方で盛り上げていければ」と抱負を述べた。