小田凱人がウィンブルドン初優勝!今後の目標は「全てのグランドスラムで勝つ」上地組は準V、車いすの部

[ 2023年7月16日 22:37 ]

車いすの部男子シングルス決勝でアルフィー・ヒューエットにストレート勝ちし、初優勝を果たした小田凱人=16日、ウィンブルドン(共同)
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 テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は16日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第1シードの小田凱人(東海理化)が第2シードのアルフィー・ヒューエット(英国)に6―4、6―2でストレート勝ちし、初優勝を果たした。全仏オープンに続き、四大大会2連勝とした。

 17歳69日での制覇は男子で大会最年少記録となった。

 女子ダブルス決勝では第1シードの上地結衣(三井住友銀行)コタツォ・モンジャニ(南アフリカ)組が第2シードのディーデ・デフロート、イエスカ・グリフィユン組(オランダ)に1―6、4―6で敗れて準優勝だった。

 小田との一問一答は以下の通り。

 ――4大大会2連勝。

 「2回連続で優勝できて、次もいけるという自信も芽生えた。(決勝で)ここまで来たら勝てるなと思ったのは全仏オープンではマッチポイントだったけど、今回は早い段階で自信を持てた」

 ――ウィンブルドンを制した意味は。

 「4大大会の中でも、より伝統や歴史を感じる大会。優勝して僕の名前が載るのも光栄なこと」

 ――芝コートに適応した。

 「簡単ではなかったけど、思い切ってプレーすることに力を注いだ。芝でもクレーでも、やることは一つ。自分がどういうプレーをするか」

 ――今後の目標は。

 「全てのグランドスラムで勝つことと、パラリンピックで勝つこと。経験を積んで(来年パラが開催される)パリには最高の状態で挑む。その準備を今はできている。テニスの質も上がっている」

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