中山楓奈5位通過　五輪予選会用の技に成功「決められて良かった」スケボーUPRISING　TOKYO

スケートボード・ストリート　UPRISING　TOKYO第2日 （ 2023年5月27日    東京・有明アリーナ ）

女子準決勝、華麗なトリックを披露する中山（撮影・木村　揚輔）
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　シード選手が登場して60秒間のラン3本のベストスコアを争う女子準決勝が行われ、東京五輪銅メダルの中山楓奈（ムラサキスポーツ）は5位で上位10人によるあす28日の決勝進出を決めた。

　1、2本目に60点台を出して決勝進出を決めていた中山だが、3本目に6月にローマで開催されるパリ五輪予選会のために練習中だった「ハーフキャブボード」を出して成功。「初めて大会で出す技を決められたので良かった」とはにかんだ。

　新設の今大会は五輪代表争いなどには影響しないが、国際レベルのコース設定と日本人選手層の厚さもあり、決勝もハイレベルな争いになることは必至。中山も「準決勝はミスが多かったので、明日は全て成功して、表彰台に立ちたいなと思う」と静かに闘志を燃やした。