田辺ひかり 8位浮上 シード返り咲きへ「余計なことを考えずに」

[ 2022年12月2日 05:08 ]

田辺ひかり
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 国内女子ゴルフツアーの来季前半戦出場権を懸けた最終予選会は1日、岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海GC(6442ヤード、パー72)で96人が参加し、第3日が行われた。シード返り咲きを狙う田辺ひかり(25=伊藤園)が68で回り、通算6アンダーの8位に浮上。若林舞衣子(34=ヨネックス)が通算11アンダーで首位を守った。上位35位前後までが出場権を得られる目安となっている。

 コースから約20キロの所に実家がある田辺が“地の利”を生かして安全圏に浮上した。好プレーの支えになっているのが、広島国際学院高の後輩でキャディーを務める2歳下の男子プロ、関藤侑嗣の存在だ。「距離も風も番手も指示してくれて私は余計なことを考えずに打つだけ」と信頼を寄せる。20年に同じ会場で行われた日本女子プロでは2位と健闘。「明日もできるだけアンダーで回れるようにしたい」と二人三脚で出場権獲得を目指す。

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2022年12月2日のニュース