柔道男子日本代表強化合宿、鈴木監督体制下で初実施 過酷トレに高藤「ついていくのが大変」

[ 2022年8月2日 04:55 ]

ランニングトレーニング後、山頂で記念撮影する柔道世界選手権男子日本代表の(左から)永瀬貴規、丸山城志郎、橋本壮市、高藤直寿、阿部一二三
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 柔道の世界選手権(10月、タシケント)男子日本代表が1日、宮崎県延岡市での強化合宿を報道陣に公開した。東京五輪60キロ級金メダリストの高藤直寿(パーク24)は、「ハードスケジュールで、一昔前のような練習。ついていくのが大変」と苦笑いを浮かべた。

 夏の恒例だった延岡合宿は新型コロナの影響で3年ぶりの実施。今回は不在の鈴木桂治監督体制下では初実施だが、注目すべきはその内容だ。午後の階段ダッシュでは上りきった直後、待ち構える練習パートナーを相手に20本の打ち込み。乱取りの間にも30秒間の打ち込みが設定されており「内容を聞いて“鈴木ジャパンはこうなんだ”と思った」としつつ、「東京五輪前よりも厳しい練習が必要と思っている」と歓迎した。

 現役時代が重なっていることもあり、井上康生前監督より鈴木監督の方が距離感は近いという。「信頼してもらっている分、中途半端なことはできない」と、2カ月後の大舞台で4度目の頂点を誓った。

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2022年8月2日のニュース