今季初優勝を目指す勝が単独首位浮上「イメージが一番出てる」とツアー初の4日間ノーボギーV狙う

[ 2022年7月29日 17:46 ]

9番でティーショットを放つ勝みなみ
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 女子ゴルフの楽天スーパーレディース(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は29日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6616ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。

 首位に1打差の2位からスタートした勝みなみ(24=明治安田生命)が65をマークした初日に続いてこの日も6バーディー、ノーボギーの66とスコアを伸ばし、通算13アンダーの単独首位に躍り出た。この日、23歳の誕生日を迎えたホステスプロの稲見萌寧(Rakuten)、安田祐香(21=NEC)、柏原明日架(27=富士通)、ユン・チェヨン(35=韓国)の4人が首位に4打差の通算9アンダー、2位で並んでいる。

 「いつかはやってみたいと思ってたので。4日間ボギーなしで回るイメージがプロになってから今、一番、出てるかなと思います」

 今大会はここまでの2日間36ホールボギーなし。7番パー5(533ヤード)で残り109ヤードの第3打を50度のウエッジで50センチに付けたのに続き、9番パー4(402ヤード)では残り144ヤードの第2打を9Iで40センチに寄せてバーディー。好調なショットを背景に安定感抜群のゴルフを続けている。

 今年6月のニチレイ・レディースを制した西村優菜ら過去に3日間54ホールの競技をボギーなしで制した選手は11人いるが、4日間72ホールをボギーなしで制した選手はいない。次週の今季海外メジャー最終戦、AIG全英女子オープンを前に勝は歴史的1勝を目指すことになる。

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2022年7月29日のニュース