初V目指す安田祐香、姉・美祐さんの贈り物パターマットでパット好調 首位に4打差2位

[ 2022年7月29日 17:28 ]

10番からスタートする安田祐香(右)とキャディーの姉・美祐
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 女子ゴルフの楽天スーパーレディース(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は29日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6616ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。

 首位に2打差の4位からスタートした地元兵庫出身の安田祐香(21=NEC)が4バーディー、1ボギーの69で回り、首位に4打差の9アンダー、2位と念願のツアー初優勝へ依然、好位置をキープしている。

 「パターが凄く良くて6メートルとかのバーディーパットが入ってくれたのがスコアが良かった要因かなと思います」

 出だしの10番でいきなり6メートルのバーディーパットを沈めたのを皮切りに、13、14、2番で7メートル前後のパットを沈めて4バーディー。5、6番では4メートル前後のパーパットをしぶとくねじ込むなど、パットがさえた。

 キャディーを務める姉・美祐さん(24)がストローク矯正用にプレゼントしてくれたパターマットを先週から投入し、真っすぐな1メートルのパットを丹念に繰り返した。今季は平均パット数1・8535(71位)とグリーン上で苦しんでいたが、この練習でカット打ちの悪癖が修正され、面白いようにパットが決まった。

 「考えすぎないように体力も消耗しないようにプレーしました。体調があまり良くなかったので」

 66をマークした大会初日の夜は体力維持のため午後8時30分には就寝したが、午前0時ころ、寒気を感じて目が覚めた。その後39度近くまで熱が上がったが、解熱剤を服用して就寝。朝には熱も下がり、大会側が熱中症による発熱と認定したことで会場入り。気力と体力を振り絞って気温が30度を超える炎天下、18ホールを完走した。

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2022年7月29日のニュース