松鳳山が引退 関取最年長38歳が16年間の現役生活に別れ 相撲協会には残らず

[ 2022年6月22日 16:29 ]

松鳳山
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 関取最年長38歳の十両・松鳳山(放駒部屋)が22日、引退届を日本相撲協会に提出し、受理された。

 夏場所は東十両12枚目で3勝12敗。11年守った関取の座を明け渡すことが決定的となっており、千秋楽の取組後には「まだ何も分からない。体と相談しながらゆっくり考える」と話していた。

 今後は相撲協会に残らない予定で、28日に引退会見を行う。

 ◇松鳳山 裕也(しょうほうざん・ゆうや)本名=松谷 裕也。1984年(昭59)2月9日生まれ、福岡県築上郡築上町出身の38歳。大分・宇佐産業科学高から駒大を経て元大関・若嶋津の松ケ根部屋(当時)に入門。06年春場所初土俵。10年夏場所で新十両。11年九州場所で新入幕。13年初場所で新小結。13年秋場所、日馬富士を押し出しで破り、10度目の横綱戦で初金星を獲得。幕内在位は51場所で350勝415敗。殊勲賞1回、敢闘賞3回、金星5個。現役生活16年で通算成績は582勝605敗22休。

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2022年6月22日のニュース