9日からVリーグ・ファイナルS　女子3連覇へJT小幡真子「研究されても負けない」

　9日から始まるバレーボールVリーグ男女1部の年間優勝を決める「ファイナルステージ」前日会見が8日、会場の静岡・このはなアリーナで行われた。9、10日は同会場で、16、17日は千葉ポートアリーナで開催される。

　女子で3連覇を狙うレギュラーラウンド1位のJTは吉原知子監督と、東京五輪代表でリベロの小幡真子主将が出席。吉原監督は「いろいろな経験をどれだけ生かせるか。3連覇は口では簡単だけど本当に難しい」と語った。

　小幡主将は「五輪が終わって、勝てるチームはどういうチームか分かった。目に見えないものが大事」と選手個々の意思疎通を深めたことを強調。「本当に強いチームは研究されても負けない」とも語った。JTは同2位の東レ、久光による9日の「ファイナル3」勝者と10、16日の「ファイナル」で対戦する。

　男子でレギュラーラウンド1位の名古屋はクリス・マクガウン監督、バルトシュ・クレク主将が参加。マクガウン監督は「（対戦する）2チームは直近で戦っている。どこを修正するかを考えながら戦術を組みたい」とし、クレク主将は「自分たちの最高のバレーをすることに集中する」と語った。名古屋は同2位サントリーと3位パナソニックによる9日の「ファイナル3」勝者と10、17日の「ファイナル」で対戦する。