ラグビーリーグワン神戸 元NZ代表ベン・スミス「授かった子どもの心臓に穴」電撃退団から電撃復帰の経緯

[ 2022年4月8日 20:16 ]

神戸へ電撃復帰を果たした元ニュージーランド代表のユーティリティーバック、ベン・スミス
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 ラグビーリーグワンの神戸に復帰した元ニュージーランド代表のベン・スミス(35)が8日、神戸市内での練習後に報道陣の取材に対応した。

 今季開幕直前の昨年12月に退団しており、シーズン途中で電撃復帰した。同国代表キャップ84を誇る万能型のバックスは、その経緯を明かした。

 「私が授かった子どもが生まれた時に、心臓に穴が見つかった。その事情があって、家族を離れられない気持ちが強くあり、神戸とも話し合いを進めて自分の家に残ることを決めた。時間が経って、心臓の穴に関しても、お医者さんから“安全ではないか”と言葉をいただいた。チームの理解もあって、もう一度ここに戻ってこられた」

 昨年10月に生まれたのが第3子のビンセントくん。最愛の息子や家族との日々を過ごしつつ、再び神戸へと帰ってきた。10日の東葛戦(神戸ユ)はメンバー外ながら、戦う準備はできている。

 「身体はいつでもいける感覚はあるし、ここ2週間は良い準備はできている。神戸の赤いジャージを着られることを楽しみにしている」

 チームは現在7位。プレーオフ進出へと厳しい状況に立たされている中、救世主としての働きが求められる。

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2022年4月8日のニュース