復帰戦のウッズが4打差10位の好発進 パトロンからの大歓声に「アドレナリン出た」 マスターズ第1日

[ 2022年4月8日 11:58 ]

米男子ゴルフ マスターズ第1日 ( 2022年4月7日    ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=7510ヤード、パー72 )

パトロンからの大声援に応えるタイガー・ウッズ(AP)
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 今季メジャー初戦のマスターズが開幕し、昨年2月の自動車事故での右脚重傷から復帰したタイガー・ウッズ(46=米国)は3バーディー、2ボギーの71で首位と4打差の10位の好発進を決めた。ツアー出場は2020年のマスターズ以来。ウッズは「長い間競技から離れていたのにアンダーパーで回れて、本当にいいプレーだった」とうなずいた。

 6番パー3でティーショットを60センチに寄せてバーディー先行。8番でボギーを叩き、イーブンパーで前半を折り返す。後半は13番パー5で2オン2パットのバーディーで伸ばすも、続く14番でティーショットを左に曲げてふたたびボギー。だが、16番パー3で9メートルのバーディーパットを沈めてアンダーパーとし、ガッツポーズを決めてパトロンからの大歓声を浴びた。「朝は練習場でショットが最悪だったが、アドレナリンが出ていい集中だった」と振り返った。

 患部には痛みが残っており、今回の復帰を決めたのも直前だった。歴代2位の大会5勝を誇る46歳は「予想通りに(右)脚は痛むが、しっかり冷やして回復に努めたい」と第2日を見据えた。

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2022年4月8日のニュース