コロインベテが初のPOM ダメ押しトライ演出の40メートル爆走 ラグビーリーグワン

[ 2022年2月26日 20:36 ]

ラグビーリーグワン第7節   埼玉34―17東京SG ( 2022年2月26日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

<ラグビーリーグワン 埼玉・東京SG>後半、ライリーがトライを決め、喜ぶ埼玉フィフティーン(撮影・木村 揚輔)
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 昨シーズンのトップリーグ決勝と同じ顔合わせとなった一戦は、埼玉(旧パナソニック)が東京SG(旧サントリー)を34―17で下し、5勝目(2敗)を挙げた。不戦勝以外のリアルな5勝目はリーグ単独トップ。トップリーグ最後の王者がリーグワン最初の王者へ一歩前進した。

 最初の20分間は我慢の時間が続いた埼玉に勢いをもたらしたのが、今季新加入したオーストラリア代表WTBのマリカ・コロインベテだ。最大の見せ場は12点リードの後半32分。自陣でのターンオーバーからカウンター攻撃を仕掛けると、左サイドを約40メートル、弾丸のごとく爆走。内側をサポートしたCTBディラン・ライリーにラストパスを送り、ダメ押しトライを演出した。

 自身にトライこそ生まれなかったが、アタックでは80分間通じて存在感を発揮し、自身初のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出。「自分のトライにはフォーカスしていない。役割を果たすことにフォーカスしている。それがチームのためになる」とチームマンらしい言葉でパフォーマンスを振り返った。

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2022年2月26日のニュース