ジョコビッチ 世界ランク1位陥落 歴代最多通算361週在位の王者が競技人生の岐路に

[ 2022年2月26日 05:30 ]

テニス・ドバイ選手権準々決勝 ( 2022年2月24日 )

準々決勝で敗れたジョコビッチ(AP)
Photo By AP

 ジョコビッチが世界ランキング123位のベセリーにまさかのストレート負け。通算で歴代最多の361週在位した世界1位からの陥落が決まった。メドベージェフの1位について会見ではそっけない反応だったが、SNSでは「世界1位にふさわしい」と称えた。

 新型コロナウイルスワクチン未接種を巡ってオーストラリアを国外退去となり、全豪オープンは欠場。公式戦は昨年12月以来でブランクの影響は否定できず、「練習と試合は別物。試合を重ねれば感覚も戻ってくる」と話した。

 だが、今後もワクチンを接種しない姿勢を示しており、現状では全仏オープンやウィンブルドン選手権など出場できない試合が多いだけに、1位奪回は厳しい。「モチベーションは高いし、負ければ腹も立つ。負けて嘆いている場合じゃない」と意欲を口にしたが、年齢も含めて競技人生の岐路にいることは間違いない。

続きを表示

2022年2月26日のニュース