【箱根駅伝1区】中大・吉居がトップでタスキリレー、次いで39秒差で駒大、東海大、専大、青学大

第98回東京箱根間往復大学駅伝　往路 （ 2022年1月2日    東京・大手町～神奈川・箱根町　5区間、107・5キロ ）

＜第98回箱根駅伝・鶴見中継所＞2区・手島（右）にたすきをつなぐ中大1区・吉居（撮影・木村　揚輔）
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　第98回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われた。

　1区は鶴見中継所までの21・3キロ。各校のスピード自慢が起用され、レースの流れをつくる非常に重要な区間で、スタート直後は中大・吉居大和（2年＝仙台育英）が集団を引っ張る展開。集団の前方には明大・手嶋杏丞（4年＝宮崎日大）、早大・井川龍人（3年＝九州学院）らがつけ、最初の1キロを2分50秒、5キロを14分07秒で通過した。6キロ過ぎに吉居がペースを上げて集団を引き離して独走態勢になり、10キロを区間記録を上回る27分58秒で通過し、後ろの縦長の2位集団とは31秒差。吉居はそのまま快調なペースで飛ばし、1時間0分40秒の区間新をマークし、トップで鶴見中継所に飛び込んだ。中大の1区トップ通過は41年ぶり。39秒差で駒大・唐沢拓海（2年＝花咲徳栄）、東海大・市村朋樹（4年＝埼玉栄）、専大・木村暁仁（2年＝佐久長聖）、青学大・志貴勇斗（2年＝山形南）と続いた。

　6位以降は、国学院大・藤木宏太（4年＝北海道栄）、関東学生連合・斎藤俊輔（立大4年＝秦野）、東京国際大・山谷昌也（3年＝水城）。

◆鶴見中継所通過順位
1　中大　　　1時間0分40秒
2　駒大　　　＋0分39秒
3　東海大　　＋0分44秒
4　専大　　　＋0分44秒
5　青学大　　＋0分45秒
6　国学院大　＋0分46秒
―　学生連合　＋1分1秒
7　東京国際大＋1分9秒
8　帝京大　　＋1分11秒
9　法大　　　＋1分18秒
10　国士舘大　＋1分23秒
＜以上シード権＞
11　神奈川大　＋1分23秒
12　東洋大　　＋1分27秒
13　明大　　　＋1分33秒
14　山梨学院大＋1分33秒
15　創価大　　＋1分41秒
16　早大　　　＋1分43秒
17　駿河台大　＋2分40秒
18　順大　　　＋3分12秒
19　日体大　　＋3分18秒
20　中央学院大＋4分7秒

◆区間記録
1　吉居大和（中大2年）1時間0分40秒＝区間新
2　唐沢拓海（駒大2年）1時間1分19秒
3　市村朋樹（東海大4年）1時間1分24秒
4　木村暁仁（専大2年）1時間1分24秒
5　志貴勇斗（青学大2年）1時間1分25秒
6　藤木宏太（国学院大4年）1時間1分26秒
―　中山雄太（日本薬科大3年）1時間1分41秒
7　山谷昌也（東京国際大3年）1時間1分49秒
8　小野隆一朗（帝京大2年）1時間1分51秒
9　内田隼太（法大3年）1時間1分58秒
10　木榑杏祐（国士舘大4年）1時間2分3秒
11　巻田理空（神奈川大2年）1時間2分3秒
12　児玉悠輔（東洋大3年）1時間2分7秒
13　手嶋杏丞（明大4年）1時間2分13秒
14　木山達哉（山梨学院大3年）1時間2分14秒
15　葛西潤（創価大3年）1時間2分21秒
16　井川龍人（早大3年）1時間2分23秒
17　清野太成（駿河台大3年）1時間3分20秒
18　平駿介（順大3年）1時間3分52秒
19　高津浩揮（日体大3年）1時間3分58秒
20　栗原啓吾（中央学院大4年）1時間4分47秒