女子バスケ日本代表 「スポーツ王」恒例“土下座”で延長戦申し込みも敗戦 高田真希「悔しい」

[ 2022年1月2日 20:19 ]

銀メダルを獲得した東京五輪で日本代表女子の主将を務めたデンソーの高田真希
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 2日放送のテレビ朝日系「夢対決2022 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間スペシャル」(後6・30)で、東京五輪で銀メダルを獲得したバスケットボール女子日本代表の5選手が延長戦を求めて番組の“お約束”を披露した。

 番組初のバスケット対決。とんねるず・石橋貴明は「やったね」と笑顔。相方・木梨憲武は「接戦になるのか、ぶっちぎりになるのかわからない」と予測できないと語った。とんねるずとの「3番勝負」に挑むのはバスケット女子日本代表で東京五輪銀メンバーの高田真希、本橋菜子、三好南穂、長岡萌映子、馬瓜エブリン。主将の高田は「スポーツ王は毎年観ていたので、このバスケを取り上げて頂いて本当にありがとうございます」と感謝した。

 続けて「勝ちにいきます。空気読めないかもしれないです」と真剣モードで臨んだ。第1ゲームは6分ハーフの「4対4バスケ」。試合開始直後から三好、長岡の3ポイントがさく裂。前半終了間際で21―14とリードしたところで、石橋チームは助っ人としてバスケ男子日本代表の富樫勇樹が参戦。4対5と人数で不利となったが、高田は「大丈夫です。問題ないです」と自信を見せた。

 前半を21―17で折り返した女子日本代表チーム。後半も開始早々に三好が3ポイントを決めるなど26―17とリードを広げた。31―25となったところで、女子日本代表チームにサッカー元日本代表の内田篤人さんが加入。石橋チームには同代表の中澤佑二さんが入り5対6で試合再開。

 ここから富樫が3ポイントにアシストと爆発。女子日本代表は30―31と逆転を許した。その後、一進一退の攻防を見せたが、39―40と1点届かず敗戦。すると、高田が「すみません、すみません」と喜ぶ石橋チームに声を掛けた。「タカさん、タカさん。監督、監督。あの…」と、センターサークルで内田さんを含めた6人が「もう一度よろしくお願い致します」と「リアル野球盤」で恒例となっている延長戦を求める土下座を見せた。

 石橋が「みんなやる?あと2分」と聞くと、元女子日本代表監督で、現男子日本代表監督のトム・ホーバス氏は「大丈夫です。自信あります」と受けて立った。そして2分の延長の末、女子日本代表チームは44―45と1点届かなかった。高田は「悔しいです。めちゃくちゃ」と本番さながらに悔しさを露わにしていた。

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2022年1月2日のニュース