44年ぶり3人目 菅首相に空手九段授与 東京五輪での追加競技入りに尽力

[ 2020年11月20日 05:30 ]

 全日本空手道連盟は19日までに、菅義偉首相に九段の段位を授与することを決めた。

 菅首相は法大時代に空手部に所属し、14年からは空手道推進議員連盟の会長として、東京五輪での追加競技入りに尽力。長年の空手界への功績を称え、先月の常務理事会で授与を決定したという。現在、段位試験で取得できる最高位は八段で、九段が贈られるのは71年の英フィリップ殿下、76年のインドネシア・スハルト元大統領に続き44年ぶり3人目となる。授与式は20日に首相官邸で行われ、十段を持つ全空連の笹川尭会長が記念の道着や帯などを贈呈する予定。

続きを表示

2020年11月20日のニュース