フロリダ州で新型コロナの第2波 19日連続で4ケタの新規感染者 NBAへの影響は必至

[ 2020年6月22日 13:13 ]

NBA再開シーズンの舞台となるフロリダ州オーランドのESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス(AP)
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 新型コロナウイルス感染の第2波が押し寄せている米フロリダ州で21日、新たに3494人の感染が判明。17人が死亡し、そのうちの1人は17歳の少年だった。

 前日(20日)の4049人(死者40人)を含め、4日連続となる最多数更新は逃れられたが、これで19日連続で4ケタを記録。累積の感染者数は9万7291人(死者3161人)で、州内では206人に1人が感染したことになった。

 オーランドを含む同州オレンジ郡では20日からマスクでの外出を義務付けたが、どこまで感染の拡大を防げるかは微妙な情勢。テキサス、アリゾナ両州でも感染判明者が増加傾向に転じており、経済活動の再開とともに各地で新たな問題と直面する事態となった。

 3月中旬から試合を中断しているNBAは7月30日からオーランドでの一括開催という形でシーズンを再開させるが、選手会側は「現地のホテルの従業員が検査の対象になっていない」としてリーグ側に改善を要望。一方、アダム・シルバー・コミッショナー(58)はフロリダでの感染拡大を憂慮していると伝えられており、7月9~11日に予定されているキャンプインへの影響が懸念されている。

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2020年6月22日のニュース