車いすバスケ 東京パラ除外危機回避へクラス分け進捗説明

[ 2020年6月22日 17:20 ]

 日本車いすバスケットボール連盟は22日、選手の障がいに応じたクラス分けを巡る再評価の進捗について、オンライン上で説明を行った。選手の持ち点が4・0~4・5のクラス分けが対象となっており、現在134名のうち75%の再評価が完了。日本選手の詳細な人数は発表しないとした上で、「しっかりと受けて、東京大会に参加する要件を満たしたい」とコメントした。

 この問題は1月31日、国際パラリンピック委員会(IPC)が国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)に対し、IPCの定めるクラス分けに順守していないとして、車いすバスケが東京パラリンピックの実施種目から除外される可能性が浮上。24年パリ・パラリンピックでは実施競技から除外されることが発表された。当初は5月29日までが再評価の期限だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で8月1日まで延長されることが決定。東京大会で実施されるかどうかは、1日以降にIWBFとIPCによる協議の上で最終決定がなされる。

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2020年6月22日のニュース