モーグル・原 10カ月ぶりに練習再開 競輪と両立し「瞬発力が上がった」

[ 2020年6月22日 05:30 ]

10か月ぶりに練習再開した原
Photo By 共同

 18年平昌冬季五輪のフリースタイルスキー男子モーグル銅メダリストで、先月15日に競輪でプロデビューした原大智(23=日本スキー場開発ク)が21日、22年北京五輪出場へ向け、約10カ月ぶりにモーグルの練習を再開した。

 この日の初練習は宮城県川崎町のウオータージャンプ施設で約1時間半、久々となるエアの感触を確認。オンラインで取材に応じ「モーグル一本だったときより動けている。瞬発力が上がった」と好感触を口にした。今後の練習配分については「9対1」とし、しばらくは競輪に重きを置く方針。「(両立は)いばらの道で不安はあるが、自分を信じたい」と改めて決意を述べた。

 原は昨年5月に日本競輪選手養成所に入所して今年3月に卒業し、スキーとの両立を目指す意思を表明していた。

続きを表示

2020年6月22日のニュース