“高校生”Bリーガー河村、新人ベスト5!18歳8カ月23日で最年少デビュー&得点

[ 2020年5月10日 05:30 ]

表彰式後、オンラインで取材に応じる河村勇輝(共同)
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 Bリーグは9日、オンラインで3日連続開催する19~20年シーズン年間表彰式の第2日を迎え、新人賞ベスト5に河村勇輝(19)が選出された。福岡第一高在学中の1月に22歳以下が対象の特別指定選手としてアマチュア契約で三遠入り。同25日の千葉戦で18歳8カ月23日でデビューし、B1最年少出場、最年少得点を更新した。出場11試合で1試合平均12・6得点、3・1アシスト。リーグ発足後10代の個人表彰は初で「短い期間だったので賞を頂けると思っていなかった。驚いている」と語った。

 Bリーグを経験してスピードは通用することを確認できた一方で、フィジカルとゲームコントロールの課題を痛感。4月から東海大に進学したが、コロナ禍により現在は山口県内の実家で過ごす。新たに購入したフィットネスバイクをこいだり、ビデオ通話による東海大の先輩との合同での体幹トレーニングなどで体力強化に励む日々だ。

 来季以降も特別指定でのBリーグ登録を視野に入れる。今季出場した試合は2勝9敗と勝率は低かっただけに「次の特別指定の時は勝利を重ねられるようにしたい。バスケIQをもっと磨かないといけない。五輪や世界選手権で戦うことが将来の夢。そこはブレずに努力して夢に近づきたい」と力を込めた。

 ◆河村 勇輝(かわむら・ゆうき)2001年(平13)5月2日生まれ、山口県出身の19歳。6歳でバスケを始め、小学2年から地元ミニバスチームに入る。福岡第一高では全国選手権2連覇を含む4度の全国制覇を達成。今年4月に東海大に入学した。ポジションはポイントガード。好きな食べ物は焼き肉、アボカド。1メートル72、63キロ。

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2020年5月10日のニュース