ラプターズの連勝が15でストップ レイカーズは延長でナゲッツに辛勝

[ 2020年2月13日 16:34 ]

反則のコールに不満そうな表情を見せるラプターズのラウリー(AP)
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 NBAは12日に各地で11試合を行い、東地区全体2位のラプターズは敵地ブルックリンで同7位のネッツに91―101(前半40―52)で敗れて40勝15敗。球宴に出場するカイル・ラウリー(33)が12得点、11リバウンド、12アシストで今季2回目のトリプルダブルを達成したが、チーム新記録となっていた連勝は「15」でストップした。

 東地区1位のバックスも敵地インディアナポリスで6位のペイサーズに111―118(前半45―68)で敗れて46勝8敗。球宴で主将を務める昨季のMVP、ヤニス・アデトクンボ(25)はパートナーの出産に立ち会ったために2試合連続で欠場し、チームの連勝は5で止まった。

 ペイサーズは32勝23敗。T・J・ウォーレン(26)が35得点を稼いで、球宴前最後の試合で連敗を6でくい止めた。

 西地区全体首位のレイカーズは敵地デンバーで2位ナゲッツを延長の末に120―116(前半61―55、延長9―5)で退けて41勝12敗。西地区に所属しているチームとのロードゲームでは、ホームでもあるロサンゼルスで行われたクリッパーズとの開幕戦で102―112で敗れて以来、通算17連勝。これは1970年シーズンに同じレイカーズが達成して以来、49シーズンぶりの出来事となった。

 球宴で主将を務めるレイカーズのレブロン・ジェームズ(35)は32得点、12リバウンド、14アシストで今季12回目のトリプルダブルを達成。その球宴でジェームズとチームメートとなるアンソニー・デービス(26)は延長での7得点を含む33得点と10リバウンド、2ブロックショットを記録して勝利に貢献した。

 ナゲッツは38勝17敗となって首位レイカーズとは4ゲーム差。ジャマール・マーリー(22)が44分出場して32得点、球宴に「チーム・レブロン(ジェームズ)」のリザーブとして出場するニコラ・ヨキッチ(24)が22得点と11リバウンドを稼いだが、チームの連勝は4で止まった。

 西地区全体8位のグリズリーズは地元メンフィスでトレイルブレイザーズを111―104(前半67―63)で退けて28勝26敗。八村塁(22)とゴンザガ大時代にチームメートだったブランドン・クラーク(23)がフィールドゴールを14本中12本成功させ、自己記録に並ぶ27得点をたたき出してチームの“貯金”は今季初めて「2」となった。ただしベンチ入りした渡辺雄太(25)の出場機会はなかった。

 NBAは13日に2試合(サンダー対ペリカンズ、クリッパーズ対セルティクス)を行って“前半戦”を終了。14日からはオールスター・ウイークエンド(シカゴ)に突入し、ウィザーズの八村が「チーム・ワールド」の一員として出場する「ライジング・スターズ」や、恒例のスラムダンクや3点シュートのコンテストが開催され、16日に「チーム・レブロン(ジェームズ)」と「チーム・ヤニス(アデトクンボ)」の両チームが激突する第69回オールスターゲームがティップオフとなる。

 <12日の結果>

ウィザーズ(20勝33敗)114―96*ニックス(17勝38敗)
*キャバリアーズ(14勝40敗)127―105ホークス(15勝41敗)
*マジック(24勝31敗)116―112(延長)ピストンズ(19勝38敗)
*ペイサーズ(32勝23敗)118―111バックス(46勝8敗)
*ネッツ(25勝28敗)101―91ラプターズ(40勝15敗)
*グリズリーズ(28勝26敗)111―104トレイルブレイザーズ(25勝31敗)
ホーネッツ(18勝36敗)115―108*ティンバーウルブス(16勝37敗)
*マーベリクス(33勝22敗)130―111キングス(21勝33敗)
*ジャズ(36勝18敗)116―101ヒート(35勝19敗)
*サンズ(22勝33敗)112―106ウォリアーズ(12勝43敗)
レイカーズ(41勝12敗)120―116(延長)*ナゲッツ(38勝17敗)

 *はホームチーム

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