古川佳奈美 リオパラ金の強敵撃破で4強入り パラ卓球ジャパンOP

[ 2019年8月1日 17:56 ]

パラ卓球 ジャパンオープン第1日 ( 2019年8月1日    港区スポーツセンター )

サーブを打つ古川
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 女子シングルスクラス11(知的障がい)は世界ランク7位の古川佳奈美(22=博多卓球クラブ)が、決勝トーナメント1回戦で16年リオパラリンピック金メダルのN・コスミナ(ウクライナ)を3―1で下し、4強入りを決めた。

 対戦相手のコスミナとは昨年10月の世界選手権でフルセットの末に勝利を収めており、「今回は3―1で勝てて、とてもうれしい」と笑顔を見せた。1セット目は緊張から思うようなプレーができず先制を許すも、それ以降のセットでは軽やかなフットワークで相手を翻弄(ほんろう)し、豪快なアタックで攻め抜いた。

 先週台湾で行われたアジア選手権では、準決勝で格下に逆転負け。「自分の力が出せなかった。ボロボロだった」と振り返り、「ここで挽回するつもりで臨んだ」と今大会への意気込みを語った。次の対戦相手は世界ランク1位のP・エレーナ(ロシア)。「今まで1セットも取ったことがないから、取る気持ちでいきたい」と闘志を燃やした。

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2019年8月1日のニュース