NCAAバスケでバージニア大が初優勝 ゴンザガ大を下したテキサス工科大は健闘及ばず

[ 2019年4月9日 14:15 ]

優勝して歓喜するバージニア大の選手たち(AP)
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 男子バスケットボールのNCAAトーナメント(全米大学選手権)は8日、ミネソタ州ミネアポリスのUSバンク・スタジアムに7万2062人の大観衆を集めて「ファイナル4」の決勝を行い、南部地区第1シードのバージニア大が、西部地区を第3シードで勝ち抜いたテキサス工科大を延長の末に85―77(前半32―29、延長17―9)で下して初優勝。延長ではフリースローを12本すべて成功させ、同じく初優勝を狙っていたテキサス工科大を振り切った。

 NBAドラフトでの指名が濃厚となっているガードのディアンドレ・ハンター(2年)は自己最多の27得点。65―68で迎えた後半残り12・1秒には同点の3点シュートを決め、延長でも貴重な“長距離砲”を決めてチームを勝利に導いた。

 八村塁(3年)が所属しているゴンザガ大を西部地区決勝で下して初めて「ファイナル4」に勝ち残っていたテキサス工科大は勝機があったものの惜敗。ハンターよりも上位でNBAドラフトで指名されると見られているガードのジャレット・カルバー(2年)は15得点を稼いだが、放った6本の3点シュートはすべてリングに嫌われた。

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